セキュリティ情報とイベント管理(SIEM)

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title: "セキュリティ情報とイベント管理(SIEM)"
slug: "security-information-event-management"
category: "security"
updated_at: "2025-12-31"
description: "セキュリティ情報を統合し分析するシステム。"
tags:
  - "監視
  - 分析
  - 管理"
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## セキュリティ情報とイベント管理(SIEM)とは?

## 意味・定義
セキュリティ情報とイベント管理(SIEM)は、企業や組織のITシステムから収集したセキュリティ関連の情報を統合し、リアルタイムで分析するためのシステムです。これにより、ネットワークやサーバー上で発生する脅威や異常な行動を迅速に検出し、適切な対策を講じることが可能になります。SIEMは、ログデータの収集、分析、保管、レポート作成を行い、セキュリティの監視やインシデント対応を支援します。

## 目的・背景
SIEMは、サイバー攻撃や情報漏洩などのリスクが高まる現代において、企業がそのセキュリティを強化するために必要不可欠なツールです。従来のセキュリティ対策では、個別のシステムやデバイスからの情報を単体で分析することが主流でしたが、SIEMはこれを統合的に行うことで、より早期に脅威を発見し、対処することが可能です。特に、複雑化する攻撃手法に対抗するためには、多様なデータを組み合わせた高度な分析が求められています。

## 使い方・具体例
- セキュリティログを自動収集し、異常なパターンをリアルタイムで監視することで、迅速な対応を実現します。
- インシデント発生時には、過去のデータを参照し、攻撃の手法や影響を把握するための分析を行います。
- 定期的なレポートを生成し、セキュリティ状況の可視化を行い、経営層への報告資料として活用します。
- 複数のシステムからのデータを統合し、相関関係を分析することで、脅威の予兆を早期に発見します。
- ルールベースのアラートを設定し、特定の条件に合致するイベントが発生した際に自動的に通知を受け取ります。

## 関連用語
試験対策や体系的な理解を目的とする場合、以下の用語もあわせて確認しておくと安心です。

- [監視](/monitoring/)
- [脅威分析](/threat-analysis/)
- [ログ管理](/log-management/)
- [インシデントレスポンス](/incident-response/)
- [セキュリティポリシー](/security-policy/)

## まとめ
- SIEMは、セキュリティ情報を統合して分析するシステムである。
- 複数のデータソースを統合することで、迅速な脅威検出を可能にする。
- 定期的なレポート作成により、セキュリティ状況の把握と改善が促進される。

##  現場メモ
SIEMの導入には、システム間のデータ連携や設定作業が必要です。特に、各システムからのログを正しく収集するための設定ミスが多く見られます。また、ルールの設定やアラートの調整を行わないと、必要な情報が見逃されたり、逆に不要なアラートが増加することがあります。運用をスムーズにするためには、定期的な見直しと調整が重要です。