復旧ポイント目標

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title: "復旧ポイント目標"
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category: "infra"
updated_at: "2025-12-31"
description: "データ復旧の目標時点を定める基準。"
tags:
  - "DR
  - 管理"
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## 復旧ポイント目標とは?

## 意味・定義
復旧ポイント目標(RPO)とは、システム障害やデータ損失が発生した際に、どの時点までデータを復元できるかを定める基準です。RPOは、データの損失を最小限に抑えるために重要で、具体的には、どのくらいの頻度でデータをバックアップするか、またはデータの変更を記録しておくかを示します。この指標は、ビジネスの継続性を確保するために欠かせない要素であり、特に重要なデータを扱う企業にとっては必須の考え方です。

## 目的・背景
復旧ポイント目標は、企業がデータ損失に対して備えるために必要です。デジタル情報が増加する現代において、システムの障害やデータ損失は避けられないリスクとされています。RPOを設定することで、企業はどの程度のデータ損失を許容できるかを明確にし、それに基づいてバックアップ戦略を立てることが可能です。また、RPOが短い場合、頻繁なバックアップを行う必要があり、システムのパフォーマンスやコストに影響を与えることもあります。したがって、ビジネスニーズに応じた適切なRPOを設定することが重要です。

## 使い方・具体例
- 定期的なバックアップ計画を策定し、RPOに沿ったデータ復旧のシナリオを事前に検討する。
- システムの変更やアップデート時に、RPOを考慮したテストを行い、実際のデータ復旧の可否を確認する。
- 重要な業務プロセスにおいては、RPOを短く設定し、リアルタイムバックアップを導入することでリスクを軽減する。
- データセンターの移行時にRPOを見直し、適切なバックアップ手段を選定することで、ダウンタイムを最小限に抑える。
- 経営層向けにRPOの設定理由や影響を説明し、全社的な理解を得ることで、データ保護の重要性を認識してもらう。

## 関連用語
試験対策や体系的な理解を目的とする場合、以下の用語もあわせて確認しておくと安心です。
- [データバックアップ](/data-backup/)
- [災害復旧](/disaster-recovery/)
- [ビジネス継続計画](/business-continuity-plan/)
- [データ管理](/data-management/)
- [システム冗長性](/system-redundancy/)

## まとめ
- 復旧ポイント目標は、データ損失を最小限に抑えるための基準である。
- 企業はRPOを設定することで、適切なバックアップ戦略を立てることができる。
- RPOの設定は、業務ニーズに応じたデータ保護の重要な要素である。

##  現場メモ
RPOを設定する際には、業務の特性やデータの重要度を十分に考慮することが求められます。特に、頻繁にデータが更新される環境では、RPOを短く設定することが望ましいですが、その分バックアップや復旧にかかるコストやリソースも増加します。また、バックアップのスケジュールや手段が適切でないと、設定したRPOを達成できない可能性があるため、定期的な見直しが必要です。